我が家の建築予定地は準防火地域です。
どうやら駅周辺だと防火地域、住宅密集地域だと準防火地域になることが多いとか。
都内では準防火地域のエリアがほとんどだというようなことを聞きました。
今回は標準と準防火地域での違いに関して記載していこうと思います。
坪単価
坪単価は坪数にも影響を受けるらしいので、我が家で通常であればいくらだったのかは分かりませんが、ネットで拾った情報として
グランセゾン坪単価=695,000
というのがありました。
我が家(約27坪)場合は以下の通りです。(2019年10月仮契約)
㎡単価=231,413
坪単価=約763,662
たっ高い。。。
ちなみに、同時に見積もってもらっていたi-smartⅡの場合は以下の通りです。
㎡単価=224,455
坪単価=740,701
グランセゾンとi-smartの価格差は2万円程度と噂通りですが、準防火地域というだけでとっても高いです。
もはや高額オプションです。
ただ、これはどこのハウスメーカーでも高くなってしまうものみたいなので仕方ないですね。
玄関ドア
ドアは準防火・準耐火仕様のドアが標準となります。
通常ではプロノーバとファノーバが選べるようですが、準防火地域の場合は防火ファノーバ一択です。
プロノーバのほうが断熱性が高いらしいので残念です。
また、通常では片開きドア・親子ドア・両開きドアの3種類から選べますが、準防火では両開きドアは選べません。
玄関が広くないので、我が家の場合は片開きドア一択だったため問題ありませんでした。
ちなみに金額は260,000円となっていますが、“追加した場合”との記載があるので実際の差額はわかりません。
浴室窓
浴室の窓はブラインド入りペアガラスになることが多いと思いますが、こちらも準防火地域手は選択できません。
なので打合せの際も自動的にかすみ硝子で間取りが作られていました。
結局我が家では浴室の窓を採用しなかったので問題ありませんでしたが、準防火というだけで選択肢が減っているのは事実です。
ポーチ
ポーチの天井が防火サイディングとなっているようです。
でもカラーパースで見る限りは、軒天と同じく木目調のサイディングっぽいので、何が違うのでしょうか。。
耐火性:省令準耐火構造仕様
このような仕様になっているようなのですが、標準仕様書を見たところで他との違いが分かりませんでした。
印象としては、ただ選択肢が狭まって坪単価がやたらと上がっただけ!
ひょっとしたら、そもそも柱や軒天自体を通常のものと比べても燃えにくい素材に変更しているのかもしれません。
準防火地域は家との間隔が狭かったりすることも多いので、人件費の嵩増しはされているんだと思います。
でも、、いったい何が準防火やら準耐火仕様なのかが分かりません。
坪単価で約7万、27坪だと189万円の値上がりで、実感としては選択肢が狭まる。。
これは東京に住むんだ!と決めてしまった時点で、逃れられない宿命だったんだとは思いますが、なんとも悲しいです。
とはいえ、網目窓ではなくて通常の防犯トリプルガラスを使用できるのは一条工務店のいいところです。
実際に戸建て住宅を見てみると網目窓になっている家が多かったりしているので。
準防火地域の方への注意
準防火地域や防火地域での建築を予定している方は、ネット上にある坪単価があてにならない可能性があることに気を付けてください。
一条工務店では約7万円も坪単価に差が出ています。
他のハウスメーカーではいくらの差額になるかは分かりませんが、準防火地域専用の坪単価があるのはどこも変わらないみたいです。
我が家の場合は準防火地域での2階建ですが、3階建以上となると一部耐火仕様にする必要があったりすると思うので、金額や選択の幅に更に影響が出るかもしれません。
コメント
わたしの家は建築中ですが、横浜市の準防火の地域ですので、玄関ドアも片開きのファノーバで同じような状況でした。
3階建てなので、2階建てより坪単価は高いはずですが、ウチは2019年3月契約だからか、約71万円でした。
ホント、準防火って高いオプションみたいな感じですよね・・。
コメントありがとうございます。
半年違うだけでも坪単価全然違いますね!
3階建てで準防火だと、それこそ通常の坪単価と10万近く違いそうな気がしますね。
確か窓がが準遮炎サッシになっているとかだった気がするのですが、防犯合わせガラスが採用できないんですよね。
果たして準防火仕様ってだけでそんなに費用かかるの??なんて思っていまします。